食の劇場とは About

ごあいさつ

私たちは普段どれだけ自分の周りにある食について考えているでしょうか?昔は当たり前だったつくる人とたべる人のつながりは、経済や社会環境の変化によって急速に失われ、その影響が至るところに出ています。
人それぞれ置かれる環境や考え方は様々ですが、時代や環境を問わず例外なく共通する点がひとつあります。それは「私たちは食べなければ生きていけない。自分の身体は自分が食べたものでできている」ということです。 「食の劇場」では、つくり手である生産者や食材の魅力を最大限に引き出しながら、生産現場の声や農業という仕事がつくりだす風景とともに新鮮で安心できる農産物を消費者のもとへお届けし、劇場のように楽しくておいしい食卓づくりをお手伝いします。つくる人と食べる人のコミュニケーションを促し、失われつつあるつながりを再び取り戻すことで、持続可能な農業の確立と次世代につながる社会づくりを目指しています。

プロフィール

食の劇場 代表
岡本裕介

1981年岡山県生まれ。
香川大学法学部にて国際法、行政法を専門に学ぶ。卒業後、農林漁業金融公庫(現:日本政策金融公庫)、地方銀行で農業や食品分野の金融コンサルティング業務を担当。仕事を通じて農業や食の現状に問題意識を持ち始め、会社勤めの傍ら、生産者の情報と食材を届ける定期購読誌「四国食べる通信」のフードアドバイザーや、地域の産物・ローカルサービスを中心に展開する「讃岐朝市」の発起人として活動。
2018年春に「食の劇場」として起業し、農業者や食品企業向けの経営アドバイザリーや農産物の販売・情報発信、生産者と消費者をつなげる交流イベントなどの事業を手掛けている。

食の劇場のはじまり

「食の劇場」では、生産者の経営サポートや新鮮で安心安全な農産物の販売、生産者と消費者をつなぐ交流イベントなどを中心に活動しています。私自身、農業とはまったく縁が無い環境で育ち、農業金融という仕事を通して初めて農業や食品の世界と出会いました。農業や食品の仕事は、命を育む尊さや食べる楽しみもありますが、ものづくりに対する責任や厳しさは大変なものがあります。そんな生産者の仕事や食が生まれる現場の魅力に感動しながらも、一方でどんどん膨れ上がる山積みの課題も感じていました。生産者と消費者の間に立ってコミュニケーションを促し、そのつながりを再び取り戻すことが、持続可能な農業と食が安定した社会には必要だと考えています。

これからは人同士のつながりが価値となり助け合って生きていく時代。AIやIoTなどIT技術が進めば進むほど、人としての価値や役割は大きくなっていきます。生産者の方も消費者の方も、是非いま一度、食の劇場を通してお互いの姿や考え方を確認し合ってください。食の劇場では、つくる人、たべる人、つなぐ人、みんなが幸せになれる食の世の中を目指しています。

5つのやくそく

  • 1夢や想いのある生産者が育てたものをお届けします。
  • 2畑で食べ頃に育てた新鮮で安全安心なものにこだわります。
  • 3生産者だからこそ知っている「おいしい」を厳選します。
  • 4食材とともにその背景や農のある風景もお伝えします。
  • 5つくる人も食べる人も続けられるつながり作りに努めます。